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オキシトシン・セロトニン・エンドルフィン。あなたの日常はすでに最高の"幸せホルモン工場"だ


はじめに

脳科学では「幸せホルモン」と呼ばれる神経伝達物質が4種類ある。オキシトシン(絆・愛情)、セロトニン(安定・平静)、βエンドルフィン(多幸・鎮痛)、ドーパミン(達成・意欲)だ。薬や特別な体験がなくても、日常の何気ない行動がこれらを自然に分泌させる。

ACTIVITY 01|

子どもやペットと触れ合う時間

分泌されるホルモン:オキシトシン → セロトニン → βエンドルフィン(連鎖)

抱っこ、なでる、見つめ合う——これらのスキンシップが脳内で連鎖的にホルモン分泌を引き起こす。麻布大学の研究によって、人とイヌが見つめ合うことで、双方にオキシトシンが増えることが確認されている。 

オキシトシン:ストレス反応を引き起こすホルモンの分泌を抑制してストレスを和らげ、さらにセロトニン分泌も促進させることがわかっている。 

セロトニン:イライラやストレス、疲労感を軽減する作用を持ち、高い癒し効果が認められている。 

βエンドルフィン:脳内でオキシトシンがβエンドルフィンの分泌を促し、結果的に痛みを抑えるという作用もある。

効果:うつ病の高齢者が動物に触れ合うことで症状が軽減されることが確認されており、コルチゾール分泌が減少し、セロトニンが増えて心拍数や血圧が下がる効果も報告されている。

推奨する人: 慢性的なストレスを抱える人   孤独感・人間関係の疲弊がある人   不安・緊張が抜けない人  自己肯定感が下がっている人


ACTIVITY 02|

掃除に没頭する時間

分泌されるホルモン:セロトニン(過程)+ドーパミン(達成時)

拭く・磨く・整えるという単純な反復動作と、「きれいになった」という視覚的変化が2段階でホルモンを分泌させる。

セロトニン:拭く・磨くといった単純な動作の反復が脳のセロトニンの分泌を促すことができると、最近の脳科学の研究で分かってきている。

ドーパミン:掃除をやりきったときに感じる「達成感」「満足感」によって、脳内にはドーパミンが分泌される。ドーパミンが分泌されることで解放感に満たされ、嬉しいと感じたり、楽しいと感じたりすることができる。その「嬉しい」「楽しい」という快感をまた味わいたいと思うことで「やる気」が出る。

効果: 精神の安定・イライラ解消・睡眠の質向上、さらに掃除中の没頭状態が悩みを思考停止させるマインドフルネス効果も期待できる。

推奨する人: やる気が出ない・無気力な人 考えすぎて頭が疲れている人 不眠・睡眠の質が悪い人  イライラが収まらない人


ACTIVITY 03|

ランニングが気持ち良くなる瞬間

分泌されるホルモン:βエンドルフィン + セロトニン + ドーパミン(三重奏)

走り始めは苦しいのに、ある地点を超えると急に体が軽くなる——その「ランナーズハイ」の正体はβエンドルフィンだ。

βエンドルフィン:マラソンなどで苦しい状態が続いたときに快感や陶酔感を覚えるのは、脳内でストレスを軽くするためにβエンドルフィンが分泌されている「ランナーズハイ」と呼ばれる現象が起こっているから。

セロトニン:リズムを刻むウォーキングやランニングなどの運動を開始すると約5分でセロトニンの分泌が活性化されて、20〜30分でピークを迎える。

ドーパミン:目標に向かって走り続けることで達成感や充実感を得ることができ、ドーパミンの分泌が促される。

効果: うつ症状・不安障害の軽減、自己効力感の向上、脳への血流増加による認知機能改善。ランニングはセロトニンやノルアドレナリンといった神経伝達物質の分泌を促進し、気分の安定に寄与する。

推奨する人: 気分の落ち込みが続く人 自信を取り戻したい人 朝が苦手・体内時計が乱れている人 長期的なストレスを抱えている人

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