アセチルコリン
- 健三 藤田
- 6月9日
- 読了時間: 2分

とは?
アセチルコリン(Acetylcholine)は、神経伝達物質のひとつで、脳や神経、筋肉の動きに深く関わる重要な化学物質です。体のさまざまな神経系で使われており、特に「副交感神経系」と「運動神経」で大きな役割を果たします。
主な働き
① 筋肉の収縮をコントロール
運動神経から筋肉へ信号を伝える際に使われます。たとえば、手を動かしたり、目を動かしたりするとき、アセチルコリンが必要不可欠です。
② 脳内での記憶・学習に関与
脳の「海馬」などでアセチルコリンが働き、記憶の定着や集中力に深く関係しています。アルツハイマー型認知症では、この物質の量が減っていることが知られています。
③ 自律神経の調整(リラックスのスイッチ)
副交感神経(リラックスモード)の伝達物質として、心拍数を落ち着けたり、消化を促進したりと、体を「休ませる」働きがあります。
アセチルコリンが不足すると?
記憶力の低下
集中力が続かない
筋肉がうまく動かない(けいれんや力が入らない)
不安やイライラが出やすくなる
特に、睡眠不足・ストレス・加齢が原因で分泌量が落ちると言われています。
増やすにはどうしたらいい?
食事でサポート
アセチルコリンは「コリン」という栄養素からつくられます。以下の食品を意識して取りましょう。
* 卵黄(特に優秀)
* 大豆製品(納豆・豆腐)
* レバー
* 魚(サバ、イワシなど)
脳への刺激
* 読書や学習で脳を使うこと
* 運動(ウォーキングなどの有酸素運動)
* 良質な睡眠を確保することも重要です
アセチルコリンとボディメイクの関係
意外かもしれませんが、筋トレとアセチルコリンの関係も深いです。
* 神経伝達がスムーズになると、筋肉が意識的に動かしやすくなり、トレーニング効果が高まる。
* 集中力ややる気(モチベーション)を支えるため、トレーニングの継続にもつながる。
つまり、「心も体も動かすスイッチ」のような役割を担っているのです。
まとめ
アセチルコリンは、筋肉・記憶・自律神経と、心身の健康の要となる神経伝達物質です。普段の食事・睡眠・運動を見直すことで、自然とその働きを高めることができます。
健康的な体づくりを目指すなら、この「見えない化学物質」の存在も忘れずにいたいですね。
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