カンナビノイドが分泌される有酸素運動の条件
- 健三 藤田

- 10月10日
- 読了時間: 3分

「カンナビノイドが分泌される有酸素運動の条件」
脳内カンナビノイドとは?
まず「カンナビノイド」と聞くと大麻の成分を連想するかもしれませんが、実は私たちの体内でもカンナビノイド(内因性カンナビノイド)が作られています。代表的なものに「アナンダミド」や「2-AG(2-アラキドノイルグリセロール)」があります。
これらは気分の安定、痛みの緩和、運動の快感(いわゆるランナーズハイ)に関与しており、特に有酸素運動によって分泌が促進されることが近年の研究で分かっています。
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カンナビノイドが出る有酸素運動の条件
① 運動時間:最低でも20分以上
運動開始から15〜30分ほど継続すると、アナンダミドなどの内因性カンナビノイドが血中に増加します。
これは身体が「快」を得て運動を継続させようとする仕組みの一環です。
💡 ポイント:“20分経ってからが本番”と覚えると良い
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② 中強度(60〜75%の心拍数)を維持する
強すぎるとストレスホルモン(コルチゾール)の方が優位になり、カンナビノイド系が抑えられる可能性があります。
反対に軽すぎると分泌に至らないので、「ちょっとキツいけど気持ちいい」レベルがベストです。
🏃♀️目安:
・会話はできるが歌は歌えない程度のペース
・心拍数計があるなら、最大心拍数の60〜75%を目指す
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③ 継続的なリズム運動であること
ウォーキング、ジョギング、サイクリング、水泳など、一定のリズムで動き続ける運動が、内因性カンナビノイドの分泌に効果的です。
瞬発的な運動(スプリントや筋トレ)より、“持久系”がカギとなります。
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④ 週3回以上が理想的
継続することで、カンナビノイド系が活性化しやすい「下地」が体内にできてきます。
気分の安定、睡眠改善、痛みの緩和など、メンタル・フィジカル両面に好循環を生み出します。
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なぜこれが重要なのか?
☑ メンタルケアにもなる
アナンダミドは“至福の分子”と呼ばれ、うつ症状や不安の軽減にも関係します。
薬に頼らず、自分で「気持ちよさ」を作れる身体は、現代のストレス社会において大きな財産です。
☑ 痛みを和らげる自然の鎮痛剤
カンナビノイドは、神経系の炎症や痛みを軽減する作用も持ちます。
慢性痛や肩こり・腰痛の改善にもつながることがあり、運動療法としての意義が高まっています。
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◆まとめ
条件 内容
運動時間 20分以上が目安
強度 中程度(会話はできるが歌えない)
種類 リズミカルな持久系(ジョグ・バイクなど)
頻度 週3回以上で効果が出やすい
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